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TypeScriptのコンパイラ設定ファイルであるtsconfig.json
に関するメモになります。
基本
初期化
typescriptがインストールされている場合、以下のコマンドで初期設定ファイルを作成できます。
bash
npx tsc --init
tsconfig.jsonが存在すれば、tsc
コマンドを実行するだけでtsconfig.jsonで設定した内容でコンパイルが実行されます。
サンプル
json
{
"compilerOptions": {
"target": "es5",
"module": "commonjs",
"outDir": "./dist",
"strict": true,
"esModuleInterop": true
}
}
設定項目
compilerOptions
TypeScriptのコンパイラ設定。
target
コンパイル後のJavaScriptのバージョンの指定。
declaration
型定義ファイル(.d.ts)を出力するかどうかの指定。
emitDeclarationOnly
declarationがtrueの場合、.d.tsファイルのみを生成する。
.jsや.jsxは別ツールで出力する場合などに指定する。
noEmit
コンパイル結果を出力しない。 型チェックのみを行いたい場合などに指定する。
その他
🏃 その他の設定項目については、今後追記予定です。🏃
ビルド
tsconfig.jsonが存在すれば、tsc
コマンドを実行するだけでtsconfig.jsonで設定した内容でコンパイルが実行されます。
ビルド
bash
npx tsc
参考
公式ドキュメントを参照。